日本タイポグラフィ年鑑 入選
日本タイポグラフィ年鑑2022のヴィジュアルアイデンティティ部門の
ロゴタイプ・シンボルマーク部門に乾燥野菜ブランド OYAOYAのロゴマークが入選いたしました。




乾燥野菜ブランド OYAOYA(ロゴタイプ・シンボルマーク)
お客さまをはじめ、関係者の皆さま、ありがとうございました。
日本タイポグラフィ年鑑2022のヴィジュアルアイデンティティ部門の
ロゴタイプ・シンボルマーク部門に乾燥野菜ブランド OYAOYAのロゴマークが入選いたしました。
乾燥野菜ブランド OYAOYA(ロゴタイプ・シンボルマーク)
お客さまをはじめ、関係者の皆さま、ありがとうございました。
先日、大阪・堂島で開催された国際アートフェア「art stage OSAKA 2022」へ行ってきました。
こうした規模の大きいアートフェアは、大きな会場にそれぞれギャラリーごとにブースが仕切られていて、ギャラリーを巡るように一つの会場で複数の作品に出会えることが魅力です。
今回は、京都市中京区にあるコンテンポラリーアートギャラリー「GALLERY TOMO」の代表作家の一人として出展されていた、現代アーティストの篠原猛史さんの作品を2点ご紹介いたします。
作品タイトル:「白夜の臨界点 vol.4」
1点目は、バケツを被っている人がまず目に入るこちらの絵画。
この人はバケツなんて被って一体何をしているんだろう…。
一見ギャグのような、誰かをクスッと笑わすための設定なのか、それとも何か必然を迫られてこうした状況に追い込まれているのか色々想像が巡ります。
篠原さんにこの作品の話をお聞きすると、「目を瞑り状況を見ずに前へ進むということ」について最初に語っていました。
描かれているバケツを被っている人のように、前を見ようとせずに進もうとすると、前の木にぶつかるかもしれないし、奥の海に落ちてしまうかもしれない。
こうした危うい状況は、自分自身に当てはまる経験があるようで、客観的に自分自身を象徴した姿なのだとおっしゃっていました。
作品タイトル:「白夜の臨界点 vol.5」
「落ちている人」について
月に触れてみたい、そんな願望を持った人をモチーフにしているようです。
しかし、何度チャレンジしても届かない。大きな水溜まりか湖に落ちてしまう。
現実可能かどうかわからない、そんな状況だとしても「ジャンプするということ」「し続けること」が大事とだと篠原さんはおっしゃっていました。
月は自分にとっては芸術(アート)であり、それに向かって作品を作りづつける自身を重ねたとのことです。
今回全ての作品についけていたタイトルについて、
それぞれ「臨界点」という言葉を使用されています。
「臨界点」とは?クエスチョンが出る言葉ですが、どういった意味で使われているのでしょうか。
篠原さんによれば、「人は、ある視点・環境や境遇・自らの癖などからで限られた視点で物事を見ているところがある」と意識しているようです。
その見ている一面だけでなく、自分や物事全てを取り巻く状況や現象を絵画によって表現するという意味で、現実の「臨界点」として言葉を使われているみたいです。
また、全ての絵画には、荷物に貼るラベル「FRAGILE(フラジャイル)」=(壊れやすいものが入っているので丁寧に扱ってください)が描かれています。
このラベルを描く(貼る)ことによって、絵画に描かれている状況を荷物=(小さいもの)として象徴して、荷物の箱を開いた「外」といった自ら意識していなかった大きな世界を表しているのだと言います。
ポップな色使いと爽やかな筆遣いの裏に、篠原さんらしいメッセージがたくさん散りばめられていた作品たちでした。
山浦
ルーヴル・アブダビで行われている展覧会[Stories of Paper] のヴァーチャルツアーが公開されています。
弊社から提供した動画[Making of Japanese handmade paper of Kyoto Kurotani]にも言及されており、プラットフォーム内で全編を視聴することも可能です。
アラブ首長国連邦のルーヴル・アブダビで「Stories of Paper」という展覧会が2022.4.20-7.24の期間で開催されています。
弊社からは展示の一部として黒谷和紙の動画を提供しております。
アラブやルーヴル・アブダビに行かれる予定のある方は是非・・・私も行けたらいいなと思います。
ルーヴル・アブダビはフランス・ルーヴル美術館の姉妹館で、設計は世界的に有名なジャン・ヌーヴェル氏。
そんな美術館で自分が撮影させていただいた動画が流れるとは、当たり前ですが撮影当時(約7年前)は想像していませんでした。
今回は黒谷和紙という歴史ある工芸を撮影させていただいていたおかげでこのような機会を得ることができましたが、普段撮影している他の動画も、いつか歴史的な資料の一部になるのかもしれないなあ。。と思うと気が引き締まります。
ちなみに黒谷和紙協同組合のwebデザインは弊社が担当させていただきました。
1940-90年代の写真も散りばめて、黒谷和紙の歴史が視覚でも感じられるようになっています。
こちらもご高覧いただけましたら幸いです。
畔柳
昨年4月から借りている事務所の写真をやっと撮影できました。三条商店街近くにある元染色工場をリノベーションした建物の一角をお借りしています。
インテリアプランはkiiriさん、カーテン製作はjyu+さんにお願いしました。
打ち合わせスペースと作業スペースはカーテンで仕切れるようにしています。
ステッチは打ち合わせ机の脚の色と合わせた蛍光オレンジになっています。