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年鑑 日本のパッケージデザイン2023 掲載

ブランディングデザインを担当させていただいている乾燥野菜ブランド OYAOYAさまのパッケージが、日本パッケージデザイン大賞のVI・BI部門で入選し「年鑑 日本のパッケージデザイン2023」に掲載いただきました。

おそらく全プロダクトの写真がこの本のために撮り下ろされており、デザインもとても素敵で、発行元の熱量を感じる一冊です。
興味ある方は是非見ていただきたいです。

審査員の西村雅信先生が「野菜は、不幸だ。」から始まる、ハッとするコメントを寄せてくださいました。
OYAOYAは規格外野菜を使用するところからスタートしたこともあり、農家さん側での選定含めた出荷前の野菜のことばかり考えていましたが、よく考えたら店頭に並んでからも比べられて、選ばれたり選ばれなかったりしているのだなと教えていただきました。
お肉やお魚はグラム数で値段が変わったりしますが、野菜と果物は裸一貫のストロングスタイル。あって透明な袋とワンポイントのシール程度でしょうか。幾十ものパッケージの衣を身に纏っている加工品たちと比べると、随分不憫に感じます。

食べるのが大好きな私にとってはとてもありがたいことに、食品のパッケージデザインの仕事がしばらく続きます。
お手伝いさせていただいているOYAOYAや、この本に掲載されている素晴らしいパッケージデザインの商品たちを通じて勉強させていただき、より良い「パッケージとは何か」を私も考えていこうと思います。


畔柳

修理

3月にバウハウス校舎のショップで購入したBodumのChambordコーヒーカップにヒビが入りました。ビーカーのようなガラスカップに再生プラスチックのハンドルが金属バンドで取り付けられたもので、ハンドルはMoMAのオリジナルカラーです。2色セットを2セット購入し、青・赤、緑・黄の4色全て揃えました。
負傷の瞬間は大変に呆気なく、空のカップに氷を「コトン」と入れただけで底にヒビが入ったのです。しかも愚かなことに、朝に1つのカップにヒビを入れ、お昼前にも別のカップに同じことをして計2個のカップをダメにしました。

大変落ち込み、カップを捨てる気になれず保管して眺めていました。
陶器が破損した場合には自分で金継ぎをして直していますが、複雑にヒビの入ったガラスは修理しても容易に壊れそうです。どうしたものかと悩んでいたところ、家に遊びに来た友人が助言してくれたのです。
「おんなじようなビーカー買って、これ(ハンドルと金属バンド)付け替えたらええんちゃう」
「それや!!!」天才か。感激しました。
早速AmazonでHARIOのビーカーグラスなるものを見つけて2個注文しました。クラフトサイエンスというラインのグラスで、サイズや見た目はBodumのカップによく似ています。プライム会員なので翌日届きました。Bodumカップのネジを緩め、金属バンドとハンドルを取り外します。
しかしHARIOのグラスはBodumのカップに比べて径が若干小さく、バンドが余ります。仕方がないのでHARIOに合わせて金属バンドを10mmほど短くすることにしました。家にある普通のハサミで強引にカットし、普通のドライバーでグリグリと30分かけてネジ用の穴を開けます。繰り返すこと2回。
そして誕生したのがこの少し小さめのChambordコーヒーカップです。元々のカップよりもガラスが厚く、頑丈そうです。

壊れたプロダクトの破損箇所だけ交換することができました。サスティナブルです。
なにより、ドイツで買った思い出の品をドイツ的な方法で使い続けることができ、感無量です。

それにしても、残りの2個のカップもいずれ小さくなる未来が見えます。
そうなるともはやHARIOのコーヒーカップなのでは?
修理の容易性も大切ですが、そもそももう少し頑丈でもいいんじゃない?そう思います。

畔柳

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阪神×巨人

甲子園で2年ぶり(?)くらいにプロ野球 阪神×巨人戦を観戦しました。
天気が良く、前半は浜風が気持ち良い観戦日和でした。

3塁側からの観戦でしたがほとんどが阪神ファンの方々でした。(ちなみに私は野球そのもののファンであり、特定のチームを応援しているわけではないです。上手いプレーや良いプレーを見ると幸せな気持ちになります。)
今回は4-2で阪神が勝利、抜きつ抜かれつのナイスゲームでした。大山選手と岡本選手、両チームの4番バッターのホームランが見られたし、吉川選手、中野選手のセカンド守備も素晴らしく、良い気分でした。

旅行プランに組み込まれているのか、外国人観光客の方も結構な人数が観戦されていました。確かに甲子園(というか阪神戦)での野球観戦は阪神ファンの応援の躍動感が半端じゃないので、それも混みで立派な観光資源と言えます。

私も大谷選手を見に、今年か来年にボールパークに行きたいです。
その頃大谷選手はどこのチームにいるのか、、、トレード期限が1週間に迫っているので勝手にドキドキしています。


畔柳

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下鴨神社 みたらし祭

京都・下鴨神社のみたらし祭に行きました。
「足つけ神事」で知られるみたらし祭は、境内の御手洗池の湧き水に足を膝まで浸して献灯し、無病息災を祈る神事です。
京都に住み始めて15年、はじめて行ってみました。

感想は「めっちゃよかった」です。もっと早く行くべきでした。
蝋燭を持って池に入る、というシンプルな行為をするだけでこんなにも穢が払われた気がするのは不思議なものです。いや、実際払われたと思います。最初に考えた人天才です。

京都の夏は湿度が高く暴力的に暑く不快です。いつまで経っても慣れませんが、夏の楽しみとしてみたらし祭りがあると思うと、これから少しだけ夏が楽しみになるかもしれません。
お近くの方だけでなく、遠方からでも来る価値がある素敵な体験でした。


畔柳

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シロクマ人形①

弊社にはいくつかシロクマの人形があります。
↓は2022年3月の写真ですが、現状はここから徐々に増えてきています。

今日は今回新たに加わったシロクマ人形をご紹介。
退職するスタッフとそのパートナーからいただいた陶器のシロクマです。
滑らかなフォルムがなんとも愛らしい造形です。

また徐々に他の人形の紹介もしていきます。

畔柳

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